2001年創設の2歳馬による重賞で、
川崎競馬場の1500mが舞台となる。今年から
JBC2歳優駿の指定競走として行われる。
第19回を迎える今年は、
トライアルの準重賞・
若武者賞圧勝の
ピースフラッグ、無傷の3連勝中の
ジョーロノ、ホッカイドウ競馬の
ハッピーホンコンとリーチら、13頭が出走する。
◎は
ピースフラッグ。
デビュー戦こそ2着だったが、その後2戦は2着馬に1秒以上差をつける圧勝。特に前走の準重賞・若武者特別は今回と同じ1500mを好時計で優勝しており、スピードと能力はかなりのものだ。今回は
ハッピーホンコンやナジャが速そうだが、逃げなくても競馬はできそうなタイプだし、3連勝で重賞制覇を期待したい。
○に
ジョーロノ。
デビューから3連勝中。前走は初コースの川崎と距離1500mを難なくこなした。今回は
森泰斗騎手に乗り替わりと鞍上強化も心強い。
▲はナジャ。
こちらはデビューから2連勝中で、どちらも2着馬に大きな差をつける楽勝だった。この馬も前走で同条件を経験済み。この馬も当然、優勝候補だ。
△は3頭。前走重賞の
ゴールドジュニアで内から渋太く脚を伸ばして4着の
セイカメテオポリス。ホッカイドウ競馬勢のリーチは普通にスタート切れれば好レース可能。
ハッピーホンコンは同型馬との先手争いがどうなるかだが、スムーズに運べれば面白い。
先行したい馬が揃い、ハイペースが予想される。その中で前で運んだ馬たちが粘り込むのか、速い流れに乗じて差し馬の出番となるのか。
注目の
鎌倉記念は10月14日(水)、20時10分発走。
(文:佐々木祥恵)