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【府中牝馬ステークス展望】エリザベス女王杯に向けた重要なステップレース

  • 2020年10月14日(水) 06時00分
 エリザベス女王杯ステップレース。かつては本番との関連性はあまり高くなかったが、11年にGII昇格してから出走メンバーのレベルも徐々にアップ。昨年3・5着のラッキーライラッククロコスミア、一昨年2着のリスグラシュー、17年1着のクロコスミア、16年1着のクイーンズリングと7着のシングウィズジョイらが本番でも活躍しており、前哨戦としての重要性は非常に高くなっている。

1.重賞実績馬の存在感が高まる

 GII昇格後の9年間で連対した延べ18頭中、13頭はそれ以前に重賞を勝った経験があった。10年までは3年連続で重賞未勝利馬が勝っていたが、近年の傾向では実績の劣る馬には好走の余地が小さくなっている。

2.上がりが必要

 GII昇格後の9年で逃げ馬が3着以内に入ったのは1年のみ。昨年スカーレットカラーが後方2番手から追い込みを決めたり、一昨年のディアドラが上がり3ハロン32秒3という強烈な末脚を発揮して制するなど、しばしば差し追い込みが決まるレース。

3.前走3着以内だった馬に注目

 過去10年の成績を前走の着順別で見てみると、前走1〜3着だった馬の成績が抜けて良い。いずれも連対率は20%を超えていて、複勝率も30%オーバーだ。対して、前走4着の馬は複勝率こそ25.0%あるが連対率は8.3%。前走5着は連対率、複勝率ともに9.1%。


 ラヴズオンリーユーは前走良化を見せたが、まだ万全のコンディションではなかった。今回は中間の動きも非常に良く、先に見据えるGIに向け上昇気配がうかがえる。おそらく少頭数となるここはしっかり勝ち切っておきたいところだ。

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