現役を引退し繁殖入りするエネイブル(牝6)について、初年度となる来年の交配相手はキングマン(牡9)が予定されていることがわかった。オーナーのハーリド・アブドゥラ殿下が所有するジュドモントファームのホームページで現地時間12日、発表された。
キングマンは父Invincible Spirit(
その父Green Desert)、
母Zenda、母の
父Zamindarという血統。
エネイブルと同じくアブドゥラ殿下の所有馬で、現役時代はイギリスのJ.ゴスデン厩舎に所属。2014年に愛2000ギニー、セントジェームズパレスS、サセックスS、
ジャックルマロワ賞とマイルG1で4連勝をあげた。通算成績は8戦7勝。
2015年から種牡馬入り。産駒も仏G1・3勝馬ペルシアンキング、英仏G1馬パレスピアなど、マイル路線での活躍が目立っている。
エネイブルは父
Nathaniel(
その父Galileo)、
母Concentric、母の
父Sadler's Wellsという血統。
凱旋門賞連覇、史上初の
キングジョージ3勝を含むG1・11勝をあげた。通算成績は19戦15勝。