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【門別競馬情報】4連覇なるか地元ホッカイドウ勢!2016年リエノテソーロ以来の勝利つかむかJRA勢!20時ちょうど発走「第23回エーデルワイス賞JpnIII」/地方競馬情報

  • 2020年10月15日(木) 17時00分
 きょう15日(木)のメイン11Rで行われる2歳牝馬のダートグレード競走「第23回エーデルワイス賞JpnIII/1200m外回り」は、昨年までの22回で地元ホッカイドウを中心とする地方馬が12勝(内訳は北海道10勝、岩手1勝=2006年パラダイスフラワー、佐賀1勝=2003年エスワンスペクター)、JRA勢が10勝。

 もちろん出走頭数の偏り(JRA馬は毎年4頭)があるとはいえ、地方馬の勝利数がJRA勢を上回っている“非常に貴重なダートグレード競走”です。特に、ここ5年に限れば地元門別勢が4勝(目下3連覇中)、JRA1勝と完全にホッカイドウ門別勢が圧倒している状況です。

 その門別勢、今年も勝って「4連覇」を成し遂げられる好素材が揃いました。

 デビュー2戦目から破竹の4連勝で前走重賞のリリーカップH3を7馬身ちぎったソロユニット(角川秀樹厩舎・父アジアエクスプレス。半姉に昨年このレース2着の快足馬アザワク)に、今季最初の2歳牝馬重賞フルールカップH3を2番手から差し切ったマーサマイディア(角川秀樹厩舎父サウスヴィグラス)、前走1600m内回りの牝馬重賞フローラルカップH3を息の長い末脚で差し切ったブルーカルセドニー(川島洋人厩舎・父ディープブリランテ)。

 そして、初挑戦の芝レースだったJRA札幌「すずらん賞」で今回再戦するJRAラストリージョをハナ差(2着)まで追い詰めたクローリスノキセキ(田中淳司厩舎・父キンシャサノキセキ)と、およそどの馬が制しても全く驚くに値しない逸材が名を連ねます。

 地方他地区からの参戦はなく、“敵地”に乗り込んでいずれも重賞初制覇に挑むことになるJRA勢は4頭。新潟ダート1200mを鋭い末脚で差し切って新馬勝ちし、2戦目札幌のすずらん賞を3番手追走から早めに抜け出し押し切った前出ラストリージョ(父アグネスデジタル)が、まずは“大将格”の存在でしょう。

 5枠9番に入ったミコブラック(父パイロ)はデビュー以来3戦すべてダートを走り勝ち星こそ1つですが、父の産駒は門別コースを得意とする印象もあるだけに、8月ブリーダーズゴールドカップJpnIIIをプリンシアコメータで制するなど門別のダートグレード競走で数々の好騎乗を見せてきた岩田康誠騎手の手綱さばきにも注目が集まりそうです。

 レース当日の馬場状態も、一つ大きなカギとなりそうですが、時計の出る馬場状態での勝負となりそう。

 とはいえ、今週初日の13日は外から末脚を伸ばす馬も多く見られただけに、内・外の「偏り」についてはそれほど気にしなくても良さそうに感じます。

 今年の「北の2歳ダート女王決定戦」を制するのは4年続けて地元ホッカイドウ勢か、それともJRA勢が2016年リエノテソーロ以来の勝利で意地を見せるのか。「第23回エーデルワイス賞JpnIII」の発走時刻は20時00分です。お見逃しなく!

(文:ひだか応援隊)

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