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【府中牝馬ステークス 血統データ分析】今年こそディープインパクト産駒の初勝利なるか

  • 2020年10月15日(木) 13時35分
 17日に東京競馬場で行われる府中牝馬S(3歳上・牝・GII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、GIIIとして施行された2010年もデータの集計対象とした。

 過去10年で最多となる6回の馬券絡みがディープインパクト。次点で4回のマンハッタンカフェが続き、2回がステイゴールドクロフネハーツクライメイショウサムソンファルブラヴとなっている。

 ディープインパクト産駒は「0-4-2-15」。昨年は1人気のプリモシーンが15着と大敗を喫するほか、出走した8頭すべてが4着以下に敗れてしまった。好走数こそ最多となるものの、勝ち馬を出せていない傾向は少し気に留めておきたい。今年は断然人気が予想されるラヴズオンリーユーほか、サラキアダノンファンタジーレッドアステルの4頭が出走予定。

 ハーツクライ産駒は「0-2-0-6」。18年リスグラシュー、16年マジックタイムは、どちらも2人気で2着。残る6頭のうち5頭は6人気以下の人気薄で、上位人気といえる馬は16年5人気5着のシュンドルボンくらいだろう。なお、18年リスグラシューは、次走エリザベス女王杯でGI初制覇を飾っている。今年はシャドウディーヴァが出走予定。

 ヴィクトワールピサ産駒は「1-0-0-0」。昨年、スカーレットカラーが同産駒としても初出走&初勝利。なお、同産駒は下級条件を含めたコース成績において、今回出走する種牡馬のなかでは最高勝率を記録している。今年はサムシングジャストが出走予定。

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