18日に京都競馬場で行われる
秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが4番。3回で1番、14番が続き、2回が2番、6番、7番、12番、13番、15番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-3-2-14 複勝率26.3% 複勝回収率68%
2枠 1-2-2-14 複勝率26.3% 複勝回収率58%
3枠 2-0-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率50%
4枠 1-2-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率30%
5枠 0-2-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率35%
6枠 1-0-2-17 複勝率15.0% 複勝回収率24%
7枠 3-1-3-22 複勝率24.1% 複勝回収率138%
8枠 2-0-0-28 複勝率6.7% 複勝回収率11%
【
オークスで上がり3F2位以下】
1枠 0-3-2-14 複勝率26.3% 複勝回収率68%
2枠 1-2-2-14 複勝率26.3% 複勝回収率58%
3枠 2-0-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率50%
4枠 1-2-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率30%
5枠 0-2-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率35%
6枠 0-0-1-16 複勝率5.9% 複勝回収率15%
7枠 0-1-3-22 複勝率15.4% 複勝回収率137%
8枠 0-0-0-28 複勝率0.0% 複勝回収率0%
まず、8枠の不振傾向が目に留まり、同枠順から勝利した15年
ミッキークイーンと13年
メイショウマンボの2頭には
オークス勝ち馬という共通点がある。また、6・7枠においても勝ち馬4頭のうち3頭が、18年
アーモンドアイ、12年
ジェンティルドンナ、10年
アパパネと牝馬二冠を達成している実績馬だった。
そこで
オークスでの実績に着目してみたところ、17年
ディアドラ(7枠14番)含め、6〜8枠から勝利した6頭は、いずれも
オークスで上がり3F1位となる末脚を記録している。1・2枠が複勝率において最高値を記録しているように、余程の実績がある馬でない限りは内枠優勢と捉えるべきだろう。