netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
秋華賞の「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
大竹正博厩舎×
池添謙一騎手(
ホウオウピースフル)】
「
大竹正博厩舎×
池添謙一騎手」の「直近1年」成績は4-2-2-13で複勝率38.1%、複勝回収率83.8%。4勝2着2回という数字は、
大竹正博厩舎の騎手別成績1位だ。美浦と栗東、異なる所属であることを考えると、いかに大竹調教師が池添騎手を重用しているかが分かる。4勝は全て2番人気以下(2番人気で2勝、6番人気で2勝)で挙げており、少し足りない馬でしっかり勝ち切っているのがいかにも池添騎手らしい。
「直近5年」では17-8-7-53で複勝率37.6%、複勝回収率99.3%。17個の勝ち星には、18年
毎日杯、18年
新潟記念、18年
有馬記念、19年
京都牝馬Sには4つの重賞が含まれており、大舞台で暴れまくっている。
池添謙一騎手は
ホウオウピースフルに前走の
紫苑Sから騎乗。その
紫苑Sは13着に大敗している。とはいえ、道中の手応えは悪くなく、一叩きの効果が見込めそうな負け方ではあった。継続騎乗となる池添騎手も、当然、期するものがあるだろう。抜群の切れ味で差し切った
百日草特別の内容から、良馬場かつ直線平坦コースに替わるのもプラスに働きそうだ。