3歳牝馬3冠の最終関門。
桜花賞や
オークスで激戦を繰り広げてきた実績馬はもちろん、夏競馬で台頭してきた新興勢力にも注目が集まる一戦です。現役調教師の通算成績を見ると、
国枝栄調教師、西浦勝一調教師が2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング4位(着度数順・10月11日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング5位の
藤沢和雄厩舎から
サンクテュエールが、今年度
JRAリーディング5位、昨年度
JRAリーディング26位の
杉山晴紀厩舎から
デアリングタクトと
ミスニューヨークが、今年度
JRAリーディング7位、昨年度
JRAリーディング7位の
国枝栄厩舎から
マジックキャッスルがエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、そのなかから、とくに注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今回は、春に
桜花賞と
オークスを制した
デアリングタクト、前哨戦の
ローズSを勝った
リアアメリア、
オークス2着の
ウインマリリンなどに注目が集まりそう。今回は特別登録を行った馬のなかから、
デアリングタクトの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
デアリングタクト■調教師:
杉山晴紀■想定騎手:松山
■間隔:21
■場所:▲
■条件:×
■ローテ:×
■騎手:◎
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
【注目馬解説】
杉山晴紀調教師は(平地)オープンのレースで複勝率28.2%、複勝回収値81円、9週以上(中8週以上)のレースで複勝率28.9%、複勝回収値80円。それぞれ決して悪くはないものの、無条件で信頼できるほどの水準にはない。紛れの多いコースだけに、今回は過信禁物と見ておくべきだろう。
記事本文では、「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開中。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。「調教師&騎手別評価」も見逃せません! 出走全頭の厩舎必勝パターンは以下よりご覧いただけます。