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【富士S 血統データ分析】ディープインパクトとキングカメハメハは馬場状態で明暗が分かれる

  • 2020年10月21日(水) 15時40分
 24日に東京競馬場で行われる富士ステークス(3歳上・GII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、昨年まではGIIIとして施行されていた。

 過去10年で最多となる10回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のキングカメハメハフジキセキが続き、2回がダンスインザダークキングヘイローとなっている。

 ディープインパクト産駒は「3-4-3-8」。不良馬場で行われた17年を除けば、産駒初出走となった12年から毎年1頭以上が3着以内に好走しており、昨年も唯一の出走となったレッドオルガが3着に入線してみせた。今年はケイアイノーテック、サトノアーサースマイルカナヴァンドギャルドの4頭が出走予定。

 キングカメハメハ産駒は「1-1-1-9」。ディープインパクトとは対照的に、良「0-0-0-7」、稍重〜不良「1-1-1-2」、と好走例は道悪時に限られる。なお、不良馬場で行われた17年はエアスピネルが1人気に応えて勝利するほか、11人気のクルーガーも3着に激走したことで高配当の立役者となった。今年は昨年2着のレイエンダが再度の好走を目論む。

 ハービンジャー産駒は「1-0-0-3」。昨年のノームコアは、骨折明け、レース中に落鉄するアクシデントを物ともせず、ヴィクトリアマイル勝ちの実績を遺憾なく発揮しての快勝。今年は17・18年と本競走で5着の続くペルシアンナイトが3度目の出走を果たす。

 初出走となるリアルインパクト産駒は、NHKマイルCの覇者ラウダシオンに注目が集まる。父自身も13年に9人気2着の実績があり、ディープインパクトの後継種牡馬として初のGI馬を出したポテンシャルは侮れない(同産駒のコース成績は「3-5-3-18」勝率10.3%・複勝率37.9%)。

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