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【菊花賞】コントレイルは心肺機能も並じゃない!“切れ味”につながる心臓の強さ解析

デイリースポーツ
  • 2020年10月22日(木) 06時00分
 「菊花賞・G1」(25日、京都)

 関係者がよく口にする「息の入り」という言葉は、競走馬の心肺機能を表すもの。人間と同様に、心拍数が早く回復すれば、それだけ心肺機能が高い=心臓が強いと言える。ならば05年の父ディープインパクト以来、史上3頭目となる無敗三冠を狙うコントレイルはどうなのか?デイリースポーツの依頼を矢作師が快諾。(株)Anicallが開発するHorsecall調教支援システムをコントレイルの腹帯に装着し、同社に解析してもらった。

 21日の追い切りは余力残しだったため、的確な数値の出た1週前追い切り(14日栗東CW)をサンプルとした。表からも分かるように、競走馬平均がなだらかな曲線を描くのに対し、コントレイルは曲線の傾きが急。競走馬平均が120拍/分まで下がる時に、コントレイルは既に100拍/分を下回っており、短時間で回復したことが分かる。

 競走馬の心拍数は100拍/分以下になるまで平均11分かかるが、コントレイルが要した時間はわずか6分。これは極めてまれなケースだそうだ。

 同社によると、心臓の強さは最後の“切れ味”につながるという。無敗のクラシック2冠馬は、数値の上でも文句なしの強さを証明している。

提供:デイリースポーツ

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