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【スワンS展望】近年は差しがよく決まっている一戦、あの馬に期待したい

  • 2020年10月27日(火) 06時00分
 マイルCSの前哨戦。また、1200mを主戦場にする馬たちの秋の目標レースという側面も持つ。マイラーかスプリンターか。休み明けの馬か使われてきた馬か。各馬の適性も思惑も様々なので、なかなかすんなりとは決着しないレースになっている。

1.若い馬が中心

 過去10年の勝ち馬の内、9頭は3〜5歳だった。複勝率を見ても、3歳馬が[4-0-0-14]で22.2%、4歳馬が[3-3-3-19]で32.1%、5歳馬が[2-5-5-42]で22.2%なのに対し、6歳馬は[1-2-2-31]で13.9%、7歳以上は0%。

2.近年は差し優勢

 11〜14年の4年間は逃げ馬が毎年連対していたが、近年は差し優勢に変わっている。ここ5年連続で上がり3ハロン1位の馬が連対しており、連対した10頭の平均4コーナー通過順位は9.3番手。その内、4角5番手以内から連対したのは17年2着のヒルノデイバローのみ。

3.中距離からの転戦馬に注目

 昨年は日本ダービー4着などの実績があったマイスタイルが3着。また、18年の勝ち馬ロードクエスト、17年の勝ち馬サングレーザー、16年の勝ち馬サトノアラジンは、2歳時にはクラシック出走を目指して中距離路線を歩んでいた。さらに、15年の勝ち馬アルビアーノは芝1800mのフラワーCを勝っていた。デビュー当初から短距離ばかり使われてきた馬よりも、若い頃に中距離を使われていた馬の活躍が目立っている。


 カテドラルは京都コースで崩れたこともあるが、昨年のマイルCSで最速の上がりを使って0秒5差6着という実績もあり、こなせないわけではないだろう。全3勝を共にあげている福永祐一騎手の継続騎乗も心強い。前走変わり身を見せた1400mで、連続好走を期待したい。

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