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【ゴールド争覇予想】逃げるクインズプルートか、移籍初戦ダノンフェイスか/NARレース展望

  • 2020年10月29日(木) 11時00分
 本日29日、名古屋競馬場で地方全国交流重賞・ゴールド争覇(1400m)が行われる。北海道、大井、兵庫から各1頭の遠征馬を迎えての短距離戦。笠松グランプリトライアルにもなっており、昨年はケイマがここを勝って、続く笠松グランプリも制覇した。

 中心は逃げて重賞2勝のクインズプルート(北海道)。今年7月の星雲賞(門別)も8月のくろゆり賞(笠松)も、逃げて勝負所から後続を引き離し、直線も脚色が衰えることなく完勝した。前走の瑞穂賞(門別)は2番手に控える形となり、4コーナーで逃げるスーパーステションに迫る場面もあったが、直線で離されて3着。控える競馬もできるが、理想はスイスイ逃げて勝負所から後続を引き離すパターンだろう。基本的に前残りになりやすい名古屋は絶好の舞台。7歳ながら20戦しか走っておらず、ここで重賞3勝目を狙う。

 ダノンフェイス(大井)はJRAオープンクラスからの移籍初戦。昨秋の武蔵野Sは直線で追い込んで3着、今年1月のすばるSは2つに分かれた後方馬群から直線で外から差して勝利と、溜めてキレる脚を持つ。一方で、2走前・欅Sは3番手に先行し、直線も内を突いて伸びた。最後は後続馬に差され5着だったが、ある程度の位置からでもオープンクラスで掲示板を確保となれば、小回りコースの名古屋でもその力を存分に発揮できるだろう。

 ウラガーノJRA2勝クラスから兵庫を経て、この秋、笠松へ移籍。移籍初戦は牝馬同士の全国地方交流重賞・秋桜賞。2着に入ると、前走のベイスプリントで重賞初制覇。同じ舞台のここで重賞連勝を狙う。
金沢と園田で重賞制覇のあるナリタミニスター(兵庫)は地元で58kgを背負って勝利経験もあるだけに、斤量57kgを苦にしない強みがある。また、重賞馬アドマイヤムテキの上位争いもありそう。

 重賞・ゴールド争覇は10月29日名古屋11R、15時45分発走予定。

(文:大恵陽子)

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