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【スワンS 血統データ分析】連覇のかかるロードカナロア、ダイワメジャーの番狂わせにも警戒

  • 2020年10月28日(水) 14時40分
 31日に京都競馬場で行われるスワンS(3歳上・GII・芝1400m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる6回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のダイワメジャーマンハッタンカフェが続き、2回がFrankelキングカメハメハとなっている。

 ディープインパクト産駒は「3-2-1-6」。14年ミッキーアイル、16年サトノアラジン、17年サングレーザーの3頭が勝ち馬として名を連ねており、いずれも1・2人気の支持を得ていた実績馬でもあった。好走率においても驚異的な数値を記録しており、単純計算では2頭に1頭が馬券に絡んでいることになる。今年は上位人気と目されるサウンドキアラほか、アルーシャカツジプロディガルサンの4頭が特別登録。

 ダイワメジャー産駒は「1-2-0-10」。13年にはコパノリチャード(8人気1着)とダイワマッジョーレ(4人気2着)のワンツー決着となり、13頭立てながら1〜3人気が馬券圏外に敗れる波乱となった。また、14年には4人気のサンライズメジャーが2人気馬とのハナ差の競り合いを制して2着になるなど、上位人気馬にとっては目の敵といえる存在かもしれない。今年はアドマイヤマーズボンセルヴィーソの2頭が出走予定。

 ロードカナロア産駒は「1-0-0-0」。昨年は京都巧者としても注目されたダイアトニックが重賞初制覇を飾り、2着馬とはハナ差の接戦だったとはいえ、しっかり1人気に応えてみせた。今年は京都でGI勝ちのあるステルヴィオが出走を予定しており、同産駒としての連覇がかかる。

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