31日に東京競馬場で行われる
アルテミスS(2歳・牝・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去8年、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが3番と8番。2回で5番、6番、9番、13番、16番と続く。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-0-0-11 複勝率8.3% 複勝回収率10%
2枠 1-2-2-10 複勝率33.3% 複勝回収率94%
3枠 1-0-1-13 複勝率13.3% 複勝回収率26%
4枠 0-2-0-12 複勝率14.3% 複勝回収率121%
5枠 0-0-3-12 複勝率20.0% 複勝回収率60%
6枠 0-2-1-12 複勝率20.0% 複勝回収率58%
7枠 1-0-1-17 複勝率10.5% 複勝回収率26%
8枠 4-2-0-14 複勝率30.0% 複勝回収率124%
【前走が平場戦】
1〜4枠 1-1-2-27 複勝率12.9% 複勝回収率38%
5〜8枠 5-3-2-17 複勝率37.0% 複勝回収率127%
【前走が特別戦】
1〜4枠 2-3-1-18 複勝率25.0% 複勝回収率101%
5〜8枠 0-1-3-37 複勝率9.8% 複勝回収率31%
昨年は9頭立ての少頭数ではあったが、
リアアメリア(1人気1着)、
サンクテュエール(2人気2着)のワンツー決着となり、8枠の上位人気馬2頭が期待に応える走りをみせていた。4勝を挙げる8枠は枠順別成績において頭一つ抜けている印象で、14年
ココロノアイ(8枠16番)、16年
リスグラシュー(8枠16番)など、フルゲート(=18頭立て)で行われた年にも勝ち馬を出している。
また、2歳重賞であることから新馬や未勝利からの臨戦も多くなるが、前走が平場戦であれば外枠、特別戦であれば内枠に妙味がうかがえる。キャリアの浅い2歳馬だけに、好敵手を相手に揉まれてきた経験の差も出ているのだろう。