本日1日、
高知競馬場では地元デビューの2歳馬による重賞・黒潮
ジュニアチャンピオンシップ(1400m)が行われる。
中心は2走前、古馬の一般戦で勝利した
ハルノインパクト。出走馬には10歳馬もいて、古馬と2歳馬が一緒に走るのは高知ならでは。高知の2、3歳馬は番組賞金が50万円に達すると、一般格に編入することになっており、そういった現象が起きた。一般格では最下級のC3クラスだったとはいえ、勝負所で一旦置かれながらもステッキが入ってエンジンが掛かるとしっかり伸びて勝利。これには
西川敏弘騎手も「今回、初めて本気でステッキを入れましたが、思っていた以上に成長していて走るかも」と高評価だった。2歳馬同士に戻るここは力が一枚上だろう。
ブラックマンバは4走前の800m戦で初勝利を挙げた馬。その後は1300mに距離延長し、5、2、2着と上位に食い込んでいる。1300m戦では後方からレースを運び、ゴールまでしっかり伸びている。今回、1400mになることで前半の位置取りや勝負所での進出などレースがしやすくなるのではないだろうか。鞍上には金沢から
吉原寛人騎手を迎える。
フェスティヴアンは2勝馬。前走はスタートで躓きながらも4コーナーで内を縫って脚を伸ばして5着。スタートの不利がなければもっと上位に食い込んでいたと思わせる内容だっただけに、ここでも期待。
2勝馬の
トサフウジンはじわじわとロングスパートで上位に食い込むタイプで、展開次第で馬券圏内に入りそう。
バリフリクリは
フリビオンなど地方での活躍馬を出す
フリオーソの産駒。また、高知で活躍した
グランシュヴァリエの産駒・
リワードギデオンも注目。
黒潮
ジュニアチャンピオンシップは11月1日高知7R、18時10分発走予定。
(文:大恵陽子)