新設された12年以降の過去8年では、関西馬の5勝に対して、関東馬は3勝。それほど大きな差にみえませんが、勝率では関西馬の11.6%に対して3.8%、複勝率でも30.2%に対して13.8%と、関東馬は大劣勢です。ただし、昨年は関東馬も2、3着と2頭が馬券になり、一昨年も6番人気で勝利。近年の変化の兆しにも注意が必要でしょう。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
ちなみに先週の
菊花賞では、
コントレイルと4番人気で2着の
アリストテレス2頭が消去データをクリアして、連対を果たしました。また先々週の
秋華賞でも、消去法で【残った馬】の
デアリングタクトと9番人気で3着だった
ソフトフルートが馬券になっています。ここでは、
アルテミスSのケシウマの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】(※データは新設された12年以降の過去8年を参照)
中9週以上の休養明け2戦目馬(ただし、前走上がり1位で勝利馬は除く) [0-0-0-10] 複勝率0%
該当馬:
タウゼントシェーン、
ユーバーレーベン過去8年では、中9週以上の休養明け馬が3勝を挙げているのに対して、休養明け2戦目は未勝利。仕上がりの早い2歳牝馬ということで叩いての上昇が望みにくいだけでなく、一度使われたことによる調整の難しさもあるのかもしれない。前走で上がり1位の脚を使って勝ち切っていた馬を除くと、少し割り引いてみたい。
(過去の主な該当馬:15年
エスティタート4人気6着)
上位人気が予想される
ユーバーレーベンが消去データに該当しました。1番人気となる可能性も高い
ソダシと、前走の
札幌2歳Sでクビ差の接戦を演じた実力馬です。2歳重賞で休養明け2戦目を不安視するデータはあまり使われることが少ない気はしますが、だからこそ有効な減点材料ともいえるのではないでしょうか。
さらに、残りの消去条件は、『
パーフェクト消去法』にて公開中です。果たして、関西馬優勢が続くのか? はたまた、関東馬の逆襲があるのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。