スマートフォン版へ

【天皇賞・秋予想】アーモンドアイ、この距離なら負けられない

  • 2020年11月01日(日) 12時51分
 東京競馬場の芝2000mを舞台に古馬最高の栄誉をかけて争われるレースであると同時に、ジャパンC、あるいはマイルCS、そして暮れの有馬記念へと続く古馬の中・長距離GIレースの幕開け戦でもある。今年はやや時計がかかる馬場状態とはいえ、究極のスピード勝負になる可能性は高く、距離適性を重視したいレースでもある。

 連覇を狙う◎アーモンドアイは、昨年同様に安田記念から前哨戦を使わずにこのレースへと狙いを定めてきた。レースに行けば全力を発揮するタイプだけに休み明けに不安はない。これまでも大事に、そしてしっかりと間隔を空けて使われてくることが多く、休み明けは6戦6勝。昨年は、ほとんど追うところなくレコードタイムとコンマ1秒差だった。これまでの競走キャリアで4着以下に敗れたのは有馬記念のみという名馬だけに、この距離なら負けられない。

 ○ダノンキングリーダノンレジェンドの半弟。父がマッチョウノからディープインパクトに変わったことでストームキャットの肌にディープインパクトという成功パターンを踏襲することにもなった。皐月賞3着、ダービー2着と堅実な馬だったが、昨秋のマイルCSと今春の安田記念は案外だった。マイルの流れはラップではなく、微妙に忙しいのかもしれないが、3歳で挑戦した毎日王冠(1800m)でアエロリットらを相手に強い競馬をした。この距離なら現役最強牝馬を相手にしてもわずかに逆転の目もあるかもしれないと思っている。

 ▲ダノンプレミアムは昨年の2着馬だ。大きく崩れたのは順調さを欠いたダービーと大きな不利があった19年の安田記念と、海外遠征帰り初戦だった20年の安田記念のみ。対アーモンドアイは3戦3敗だが、それだけで必要以上に評価を下げる必要はない。連下候補という意味では有力な1頭だ。

 先行力を兼備している△クロノジェネシスも大きな差はない。3歳時は牝馬限定戦のみに出走し、秋華賞に勝ったものの桜花賞3着、オークス3着。4歳になった今年は京都記念で同世代のオークス2着、ジャパンC2着のカレンブーケドールを一蹴し、宝塚記念ではレース史上最大着差で圧勝した。今回と同じ距離の大阪杯ではダノンキングリーに先着しており印ほど差はないことを付記しておきたい。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す