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【天皇賞・秋レース後コメント】アーモンドアイ C.ルメール騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2020年11月01日(日) 18時10分
東京11Rの第162回天皇賞(秋)(3歳以上GI・芝2000m)は1番人気アーモンドアイ(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分57秒8(良)。半馬身差の2着に5番人気フィエールマン、さらにクビ差の3着に2番人気クロノジェネシスが入った。

アーモンドアイは美浦・国枝栄厩舎の5歳牝馬で、父ロードカナロア母フサイチパンドラ(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は14戦10勝。

レース後のコメント
1着 アーモンドアイ(C.ルメール騎手)
「この馬に乗る時は、いつも重いプレッシャーがかかります。GI8勝も達成したかったので、そういったプレッシャーもありました。

 スタート前はリラックスしていて、ゲートの中も静かでしたから、良いスタートが切れました。

 直線では逃げた馬が早目にバテて、坂を上がってからきつくなりました。外から2頭が追ってくるのも恐かったです。それでもよく頑張ってくれました。すごく良い競馬でした。

 新しい馬たちが挑んできますが、次も良いレースをしたいと思います」

(国枝栄調教師)
「(記録達成に)ホッとしています。レース前はリラックスして、どっしりして良い雰囲気だったので、スムーズにレースに行けるのではないかと思っていました。

 とにかくゲートがどうかと思っていたのですが、落ち着いていて、スタートを決めて良い位置が取れたので、これなら何の不利もないなと思いながら見ていました。

 万全を期して早目に外に出す形でしたが、終いは少し一杯になったところもあったので、やはりそう簡単ではないと思いました。

 これだけの馬ですから何らかの栄光を、ということで、芝GI8勝の記録を達成できて良かったです。(今後について)アーモンドアイの状態を判断して、オーナーサイドと話をして、ということになると思います」

2着 フィエールマン(福永祐一騎手)
「スタートは出ましたが、挟まれたのが痛かったです。2000mのコース形態上、仕方ないところはありますが、あそこがポイントでした。脚を溜めて、最後はよく伸びていました。直線が長いのはやはり良いですね。力のあるところは見せられました」

3着 クロノジェネシス(北村友一騎手)
「真ん中の枠だったので、スタートだけは出負けしたくないと思っていましたが、駐立は悪く出負けして、外から寄られ、取りたいポジションを取れずに下げる形になりました。

 馬自身は、宝塚記念の時から、良い状態を維持していて、精神的にも落ちついていて、集中して走れる状態でした。強い競馬をしてくれました。とにかくポジションの差ですね。出負けしてしまって申し訳ないです」

5着 キセキ(武豊騎手)
「ゲートは出てくれて、折り合いもついて、4コーナーでは一瞬奇跡が起こるかもと思いましたが、瞬発力勝負だと厳しいです。この馬には道悪のスタミナ脚質の方が良いです」

7着 ジナンボー(M.デムーロ騎手)
アーモンドアイの後ろという一番良いところにつけられました。最後まで頑張っていましたが、スタートからずっと同じペースで、直線もジリジリという感じでした」

ラジオNIKKEI

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