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【アルゼンチン共和国杯展望】スタミナが要求され、ステイヤーが幅を利かせることもある一戦

  • 2020年11月05日(木) 06時00分
 舞台となる東京芝2500mは2400mから100m延びるだけだが、その100mはまるまる上り坂。よって、2400mと比べてよりスタミナが要求されやすい条件となっている。過去10年で勝ち時計が2分30秒0を切ったのが1回だけ(春の目黒記念は5回)と時計自体も掛かり気味であり、ステイヤーが幅を利かせることもしばしばある。

1.若い馬が中心

 過去10年で、4歳馬が[6-4-3-22]で複勝率37.1%と優秀なのに対して、5歳馬は[1-4-4-40]で複勝率18.4%、6歳馬は[2-2-0-30]で複勝率11.8%、7歳以上の馬は[0-0-0-39]で複勝率0%。若い馬が中心となる。

2.距離実績に注目

 過去10年の連対馬20頭中14頭には、それ以前に2500m以上の距離で勝利した経験があった。シュヴァルグランアルバートフェイムゲームなど長距離路線で活躍していた馬もしばしば好走しており、スタミナ豊富なタイプを重視したい。

3.逃げ苦戦も先行できる馬が中心

 過去10年、4角1番手だった馬は[1-0-0-9]で複勝率10.0%と苦戦しているが、2〜5番手だった馬は[6-2-6-35]で複勝率28.6%と上々。上り坂スタートということで前半がゆったりしたペースになることも多く、好位で脚を溜めていける馬がその恩恵を受ける。


 オセアグレイトは同条件の目黒記念で6着に敗れているが、2分29秒台の高速決着では持ち味のしぶとさが活かせなかったとも考えられる。ダイヤモンドS3着という実績があるようにスタミナが豊富なのは確かで、目黒記念より時計が掛かるであろう今回なら巻き返しがあっても良いだろう。

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