七夕賞以来の実戦となる
エアウィンザー、この中間は去勢手術を受けており、その効果があったと陣営はみています。
「去勢効果もあるのか、すごく体つきもいいですし、動きもいいかんんじです」と小滝助手。
これまでの
エアウィンザーは勝ちみに遅いというよりは、馬自身が自分自身をうまく制御できている時とそうでない時の差が大きい、という印象がありました。無駄にテンションが上がってしまうこともあれば、前の馬を抜かそうとしないことも…。
そのあたり、去勢したことでいい方に変わってくれているといいのですが。
「いまは気持ちが前に向いていますね。それがいちばんいいと思います。調教もしっかり出来てこれているので、
七夕賞以来の久々の競馬にはなりますが態勢は整っているのかな、と思います。期待しています」
先週、計測した馬体重は510キロ。数値的には前走の
七夕賞とほぼ変わりませんが、かたちにかなり変化がみられます。
「先週の時点で少し太い印象でしたが、もう少し絞れて出走させることができそうです。
以前は体つきが四角くてボーンとした(全体的に大きい)かんじでしたが、いまはつくべきところの筋肉がグッと盛り上がり、引き締まるところはキュッと絞れています」
今回は取材のタイミングの都合上、去勢前の
エアウィンザーを掲載します。
アルゼンチン共和国杯のパドックでボッ・キュッ・ボッな体に変わった
エアウィンザーと比較してみてください。
(取材・文:花岡貴子)