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デイリー杯2歳S・G2」(14日、阪神)
4戦目で未勝利を勝ち上がった
スーパーホープが10日、勢いに乗って重賞タイトルを狙う。前走は外枠もあって、道中は外々を回る形に。それでもラストは力強い末脚を披露した。3カ月ぶりの実戦で馬体重は12キロ増。藤岡師も「体に余裕があったからどうかと思ったけど、ためていい競馬ができた」と手応え十分の一戦だった。
今回は1Fの距離延長になるが、既にデビューからの2戦で経験済み。「マイルになるのは全く問題ない。ああいう脚質だし、阪神に変わるのもいいね」と指揮官は歓迎する。半姉の
プールヴィルが重賞を制したのも仁川。血統的にも舞台は申し分ないはずだ。
「全体の能力が高い。スピードがあると思っていたが、切れる脚も使えるからね」と期待は大きい。今回は、先週のみやこSを
クリンチャーで制した川田との新コンビ。出世レースを突破して、さらなる飛躍につなげてみせる。
提供:デイリースポーツ