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【福島記念展望】混戦模様のローカルハンデ戦、好走の条件とは

  • 2020年11月12日(木) 12時00分
 GI当日のローカルメインということで地味なイメージは拭えないが、スティッフェリオウインブライトマルターズアポジーヤマカツエースミトラと、以降の重賞でも活躍していく馬をしばしば輩出している一戦。「出世レース」としての一面にも注目したい。

1.前走凡走馬が巻き返す

 昨年の勝ち馬クレッシェンドラヴオールカマー5着から、一昨年の勝ち馬スティッフェリオはオープン特別4着から、17年の勝ち馬ウインブライトも前走毎日王冠10着からの巻き返しだった。また、15年の勝ち馬ヤマカツエースも前走の富士Sで13着、14年の勝ち馬ミトラも前走富士Sで6着。新潟開催だった11年を除く過去9年中、8年で前走馬券圏外の馬が勝利している。

2.逃げ先行馬有利

 新潟開催だった11年を除く過去9年で、4角3番手以内だった馬は[8-4-1-21]で連対率35.3%、複勝率38.2%。近年の差し追い込みは決まっても精々3着までという年が多く、逃げ先行馬、もしくは4角までに位置を上げていける馬が幅を利かせている。

3.休み明けは苦戦気味

 新潟開催だった11年を除く過去9年で、中9週以上での出走となった馬は[0-4-2-39]で複勝率13.3%と苦戦気味。対して、中2週の馬は4勝で複勝率22.7%、中3週の馬は2勝で複勝率20.8%、中4〜8週の馬は3勝で複勝率28.2%。


 バイオスパークは前走の京都大賞典で直線に入るまで見どころのある立ち回り。結果的に9着に敗れたが、距離が長かったということだろう。これまで、函館記念3着などローカルの2000mには適性を見せてきた。条件の替わるここで巻き返しを期待したい。

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