◎14日(土)阪神競馬場で行われる第55回
デイリー杯2歳ステークス(GII)に出走を予定している
レッドベルオーブ(牡2、藤原英)について追い切り後の
藤原英昭調教師のコメントは以下の通り。
・(デビュー戦は)初輸送もあっていろいろな経験をさせるということでした。スタートが良くそのまま行くかと思ったら控える競馬で最後はいい脚を使いました。惜しい2着でした。勝っていれば
新潟2歳ステークスも視野には入っていました。
・(初勝利のレースは)どうしても勝ちたかったレースでした。力的には勝てると思っていました。スピードがあって競られましたが突き放すぐらい力がありました。まだ粗削りなところはありますね。
・まだ(この馬に関して)手探りのところがあるので、どう使っていくか調教をしています。言えることは絶対的なスピードと体力があるということです。それを活かしていくことを考えています。今回のレースもいろいろ試しながらと思っています。
・(中間は)レコードで走りましたから、放牧に出して様子を見ていましたが牧場側と我々で相談してまだいけるということで
デイリー杯2歳ステークスに挑戦することになりました。思っていた以上に体力と精神力のある馬です。
・(一週前追い切りは)福永騎手に乗ってもらい成長を確認してもらいました。成長という面では予定通り福永騎手も
ジャッジをくれました。
・今週に関しては5Fぐらいで最後並入という感じで調整という感じでした。完成度が高いので期待はしています。まだまだ先は長いので騎手とも相談して課題を持ちながら進めたいと思います。右回りに関しては調教の段階でも何の問題もありません。まして今回は外回りですから不安はありません。
・昨年は
武豊騎手で(この馬のお兄さんで)
デイリー杯2歳ステークスを勝ちました。今年は三冠ジョッキー福永騎手でお兄さんの分も頑張ってもらいたいと思っています。
取材:檜川彰人
ラジオNIKKEI