阪神8Rの
京都ジャンプステークス(障害3歳以上J・GIII、芝3140m)は2番人気
タガノエスプレッソ(平沢健治騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分29秒6(良)。1馬身1/4差の2着に4番人気
ブライトクォーツ、さらにクビ差の3着に1番人気
オジュウチョウサンが入った。
タガノエスプレッソは栗東・五十嵐忠男厩舎の8歳牡馬で、
父ブラックタイド、
母タガノレヴェントン(母の
父キングカメハメハ)。通算成績は38戦8勝。
レース後のコメント
1着
タガノエスプレッソ(平沢健治騎手)
「ゲートは普通に出てくれましたし、元々逃げて戦うレースをしようと思っていたので、予定通りです。
馬は
リラックスして走っていました。ジャンプ自体も安定していますからね。
オジュウチョウサンがいる中で結果を出せたことは、期待以上です。距離が短くて、この馬のスピードが生きる条件も良かったのでしょう。
今日
オジュウチョウサンに勝ったからと言っても、
中山大障害は別物と思っています」
2着
ブライトクォーツ(
西谷誠騎手)
「今日はいつもの作戦とは変えて、一番最後に
オジュウチョウサンに向かっていきました。いつもは一番初めに行っていますからね。理想だったのですが......。
仕掛けるのも我慢して、交わして勝ったと思ったら、まだ勝ち馬がいた感じです。
休み明けでも今までで一番良い感じでした。スタッフもしっかり仕上げてくれました。休み明けとしては最高の形のレースでした。
自在性もあります。楽しみをもって、本番に向かいたいですね」
3着
オジュウチョウサン(
石神深一騎手)
「抜群の手応えだったのですが......。順回りになっての飛越がイマイチでした。
特に最終障害は脚をぶつけるような形になり、そこで馬の気持ちが途切れた形になりました。
4コーナーの手応えは、
タガノエスプレッソよりこちらの方が良いくらいだったのですが......。
本番では巻き返します」
4着
ビッグスモーキー(植野貴也騎手)
「間違いなく力はありますが、今日は重賞レベル、GIレベルですからね。
力のある馬に最後は差されましたが、芝も伸びていないことはないです。距離は延びた方が良さそうです。
自分のペースで行ければ、どこかでチャンスがありそうです」
5着
スズカプレスト(北沢伸也騎手)
「ペースが上がって行ったときについて行けませんでした。パンパンの良馬場で上がり勝負になると厳しいですね」
ラジオNIKKEI