netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった東京スポーツ杯2歳Sの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
栗田徹厩舎×
戸崎圭太騎手(
タイトルホルダー)】
栗田徹厩舎の「直近5年」の騎手別勝利数上位5人は以下の通り。
田辺裕信 27勝
戸崎圭太 13勝
ルメール 8勝
大野拓弥 7勝
内田博幸 6勝
戸崎圭太騎手は13勝(13-6-8-23)で2位。複勝率54.0%も
ルメール騎手に次ぐ2位で、複勝回収率103.2%は上位5人の中ではトップの数字だ。ベタ買いでもプラスとなっている。19連対のうち18回は3番人気以内でのものだが、3着8回のうち4回は4番人気以下。人気馬でしっかり連対を果たしつつ、人気薄でも諦めずに馬券圏内に持ってきており、軸としてもヒモ穴としても頼もしい。最近では、20年8月の
レパードSで5番人気の
ブランクチェックで3着している。
「直近1年」に絞ると2-1-2-3で複勝率62.5%、複勝回収率102.5%。機会こそ少ないが、コンビ結成の際は高い好走率を保っており、期待馬や勝負のかかった場面で戸崎騎手が起用されていることが見てとれる。
戸崎圭太騎手は
タイトルホルダーで1戦1勝。10月4日の新馬戦でデビュー勝ちを収めている。
タイトルホルダーは、デビュー前から育成場で評判になっていた素質馬で、新馬戦での戸崎騎手の起用に陣営の期待の大きさが表れていた。その新馬戦はスローの逃げ切りだったためここは試金石になるが、この馬自身、まだまだ伸びしろも大きそう。ここも突破して、クラシック戦線の中心へと躍り出ることを期待したい。