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【ジャパンC展望】近年は内前決着が続く一戦、あの馬の食い込みを期待したい

  • 2020年11月26日(木) 06時00分
 東京競馬を締めくくる大一番であり、今年は無敗の牝馬三冠馬デアリングタクト、無敗のクラシック三冠馬コントレイル、そして史上初の芝GI・8勝を成し遂げたアーモンドアイが激突する空前絶後の一戦となった。戴冠を果たすのはどの馬か、割って入る伏兵はいるのか。

1.牝馬が活躍するレース

 過去10年、牡馬・セン馬の出走は144頭で牝馬は23頭と差があるが、勝利数は牡馬・セン馬5勝、牝馬5勝でイーブン。また日本調教馬に限れば、牝馬は過去10年で[5-3-0-9]。連対率は47.1%にも上る。

2.明け2戦目の馬に注目

 過去10年、休み明け(中9週以上)初戦だった馬は複勝率0%と不振。成績が良いのは休み明け2戦目の馬で、[7-6-6-42]の連対率21.3%、複勝率31.1%となっている。休み明け3戦目の馬も悪くはないが、[3-3-4-43]で連対率11.3%、複勝率18.8%。休み明け2戦目とは差がある。

3.近年は内前決着が続く

 昨年は直線でラチ沿いを突いたスワーヴリチャードが制し、道中好位のインを追走したカレンブーケドールが2着。一昨年は中団より前で立ち回り4角でラチ沿いを通った馬のワンツースリー、17年は好位のインで脚を溜めていたシュヴァルグランの差し切り勝ち、16年はキタサンブラックの逃げ切り勝ちだった。近年は内前有利の傾向が続いている。


 カレンブーケドールは勝ち味が遅い面は否めないものの、コースや馬場状態を問わない高いレベルの安定感は大舞台でこそ活きる強み。7か月半ぶりだった前走のオールカマーを叩いて上積みも十分ある。昨年より斤量が重く、相手の役者も揃ったが、持ち前の先行力を活かして食い込みを期待したい。

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