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【京阪杯展望】翌年の短距離路線に向けても注目の一戦、あの馬の巻き返しを期待

  • 2020年11月26日(木) 12時00分
 2014年から秋の京都開催を締めくくる最終12Rで行われてきたスプリント重賞。今年はジャパンCが終わった後の阪神最終12Rで開催される。サマースプリントシリーズから続いた1200m重賞路線がスプリンターズSで一段落し、それ以来初めてのスプリント重賞ということで、翌年に向けた短距離路線の出発点とも考えられるレースである。

1.前走重賞組の存在感が増す

 10年から14年まで5年連続で前走オープン特別以下のクラスを走っていた馬が勝利していたが、ここ5年連続では前走重賞だった馬が勝利。16〜18年の3年間では前走重賞だった馬が2頭以上3着以内に入る結果となっている。

2.スプリンターズS出走馬は不振

 前走重賞組の存在感が増してはいるが、前走がスプリンターズSの馬は過去10年で[1-0-1-18]で複勝率10.0%と苦戦傾向にある。昨年はモズスーパーフレアが1番人気で8着、一昨年はアレスバローズが3番人気で10着、ワンスインナムーンが2番人気で15着など人気を裏切るケースも多い。

3.父ミスタープロスペクター系に注目

 過去10年に阪神芝1200mで行われた123回の古馬混合戦の成績を、種牡馬の複勝率順(最小レース機会数15回)で見てみると、上位はアドマイヤムーンロードカナロアエンパイアメーカーキングカメハメハストーミングホームとミスタープロスペクター系の種牡馬が上位に並んでいる。


 ジョーカナチャンは前走の北九州記念で、内にモズスーパーフレアがいたため先手を取れなかったが、2番手追走から粘りを見せて7着。マイペースで運ぶことが出来れば1200mの重賞でも十分通用しそうな内容だった。今回のメンバーなら先手を取っていけそうで、巻き返しの期待は十分。

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