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【京阪杯】リバティハイツ上昇一途 好ムード漂うラスト1F11秒9

デイリースポーツ
  • 2020年11月26日(木) 06時00分
 「京阪杯・G3」(29日、阪神)

 前走オパールSでVを飾り、勢いに乗るリバティハイツは25日、栗東坂路で最終追い。肩ムチ一発でラスト1F11秒9と切れ味を発揮して、久々の重賞獲りへ好ムードを漂わせた。

 オパールSで久々の勝利を飾ったリバティハイツ。栗東坂路で追われ、軽く肩ムチが一発入っただけで鋭い末脚を繰り出した。ラスト1Fは11秒9の猛時計。馬に前向きさも見られ、かなりの好ムードが漂う。

 またがった団野は「前回の追い切りでも乗っているのですが、動きは前走よりいいです。乗っていて最後時計が出ているんだろうなと思いました。スピードがあって、1200メートルの馬という感じですね」と上積みの大きさを強調する。全体時計は4F54秒6だが、これも予定通り。高野師は「いい反応をしていますし、申し分ないです」と合格点を与えた。

 3歳春にフィリーズRを勝っているが、その後は2年8カ月以上も勝利から遠ざかっていた。ようやく長いトンネルを抜けたのが前走で、初めての1200メートル戦。トレーナーは「早く千二を使いたかったんです」と、以前から短距離適性の高さを見込んでいたことを明かし、「マイル戦(中京記念)でブリンカーを着けて、ガツンと行かせたのが伏線となっている」と前回の勝因を解説した。

 重賞初制覇が懸かる鞍上は「3、4コーナーまでに、うまく脚がたまるようならチャンスがあると思います」と快勝を飾った前走の再現を思い描く。フィリーズRと距離こそ違えど、同じ阪神コース。思い出の仁川で久々にタイトルゲットといく。

提供:デイリースポーツ

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