春のクラシックへと連なる、2歳馬初の2000m重賞。
京都2歳Sとなった過去6回では、ノーザンファームが5勝しており、さらに現在は3連勝中です。また、
武豊騎手が3勝を挙げています。つまり今年の主役は、ノーザンファーム生産の
武豊騎乗馬の
ラーゴム。果たして、その傾向は阪神開催になってどう変わるのか。注目の消去法の
ジャッジは!?
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
ちなみに先々週の
福島記念では、【残った馬】の
バイオスパーク、
ヴァンケドミンゴ、
テリトーリアルの3頭で決着し、3連単万馬券が的中! さらに
京王杯2歳Sでも、【残った馬】の
モントライゼと
ロードマックスで馬連61.4倍を仕留めています。
またGIでも【残った馬】は、先週の
マイルCSで1番人気
グランアレグリアと5番人気
アドマイヤマーズが好走。
エリザベス女王杯でも、1番人気
ラッキーライラックと3番人気
ラヴズオンリーユーが1着と3着に。
さらに、
天皇賞・秋では1番人気
アーモンドアイと5番人気
フィエールマンが、
菊花賞では1番人気
コントレイルと4番人気
アリストテレスが、
秋華賞では1番人気
デアリングタクトと9番人気
ソフトフルートがそれぞれ馬券になっています。ここでは、
京都2歳Sのケシウマの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】(※データは前身のラジオNIKKEI杯2歳Sをふくむ過去10年間が対象)
前走
JRA戦で上がり4位以下(ただし、ノーザンファームや社台ファームの生産馬は除く) [0-0-0-26] 複勝率0%
該当馬:
タガノカイ、
テリオスルイ、
バスラットレオン10-13年のラジオNIKKEI杯2歳Sは阪神開催、14年以降は
ラジオNIKKEI杯京都2歳Sとして京都で開催。本年は京都から阪神に開催変更されているが、いずれにしろ、世代限定戦での上がり時計の速さは能力の重要な指標のひとつ。実際、過去10年でも前走上がり1位馬は最多の7勝を挙げている。反対に、前走上がり4位以下馬は[1-0-1-31]と苦戦傾向。例外は、ノーザンファームや社台ファームの生産馬だけだ。ちなみに、今年と同じ阪神開催だったラジオNIKKEI杯2歳S時代でも前走上がり4位以下馬は無条件で[0-0-0-11]。開催替わりでも、このタイプは強く推しにくい。
(過去の主な該当馬:19年
ヒシタイザン5人気6着、16年
アダムバローズ5人気10着)
上位人気が予想される
バスラットレオンが消去データに該当しました。前走の
札幌2歳Sでは2番手追走からの3着好走でしたが、上がりは6位止まり。逃げ馬が大きく失速しているだけに、厳しい流れでよく踏みとどまれたと評価もできますが、洋芝の札幌から現在の高速馬場に替わることも含め、少し疑ってみたいところです。
さらに残りの消去条件は、『
パーフェクト消去法』にて公開中です。果たして、
ラーゴムは残るのか。あるいは、注目の穴馬はどの馬に? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。