フランス競馬を統括するフランスギャロは現地時間27日、オイシン・マーフィー騎手に12月11日から来年3月11日まで、3ヶ月間の騎乗停止処分を下すことを発表した。7月19日にフランスで騎乗した際の尿検査で、コカインの陽性反応が検出されたため。
この裁定を受けマーフィー騎手は同日、自身のホームページで声明を発表した。
「公正な審理をしてくれたフランスギャロと、裁定委員会の方々に感謝します。私が提示したコカインを服用していないという証拠を受け入れていただきました」
「3ヶ月の騎乗停止処分については非常に残念ですが、裁定委員会が提出した証拠を受け取ってくれたことを嬉しく思いますし、コカイン服用の疑いが晴れたことには非常に安心しました。私はフランスギャロの規則と彼らの決定を尊重し、抗告もしません。
残念なことに私は、コカインが体内に侵入するような状況に自らを置いてしまいました。プロスポーツ選手として、二度と同じような状況に身を置くことはできません」(一部引用)
マーフィー騎手は1995年9月6日生まれの25歳。アイルランド出身で、拠点はイギリス。2019年・2020年と2年連続でイギリスリーディングを獲得した。
日本では2018年から3年連続で
JRAの短期免許を取得。2019年には
スワーヴリチャードで
ジャパンCを制している。