デビューから3連勝中の
ソダシ(栗東・
須貝尚介厩舎)。真っ白な馬体がひと際目立つ存在感となっているが、今朝2日は
阪神ジュベナイルフィリーズ(12月13日・阪神芝1600m)に向けた1週前追い切りを行っている。
CWコース。1回目のハローが終了して、その直後に追い切った馬たちが馬場から引き揚げていくタイミングで
吉田隼人騎手を背に入場。
ブレイニーランを追走する内容だったが、向正面のラップはさほど速くない。2歳ともなれば、ここで行きたがる素振りを見せるような馬がいるのだが、この馬に関しては、そんなところは一切見られない。
3、4コーナーは外を回るが、この時点で前は完全に射程に入っている。最後の直線に向くと、サッと手前を替え、加速する体勢が整っている。それゆえに追いつくのが速いし、ラスト1F標識手前で追い出し始めると、グングンと伸びていく。
時計は6F81.7〜5F65.6〜4F51.0〜3F37.9〜1F12.5秒。先週と比較しても時計を要する馬場状態だったと思うが、それでも楽に数字を出せるのがこの馬。見た目には完全にパワータイプなのに、スピードもしっかりと備わっている。前走後もすこぶる順調といった感じで、GIへ向けて万全の態勢が整いつつある。