6日(日)に中京競馬場で行われるチャンピオンズカップに出走を予定しているアナザートゥルース(せん6歳、美浦・高木登厩舎)について高木登調教師のコメントは以下の通り。

「前走の日本テレビ盃はペースが速くて最後バテてしまいました。ブリンカーが効き過ぎたようでした。度外視していいと思います。その後少し疲れが残っていたのでケアしながら調整し、このところ調子は上がってきたと思います。

今朝の追い切りは坂路からウッドコースでしたが、デムーロ騎手に乗ってもらい感触をつかんでもらいました。調教から戻ってきて、デムーロ騎手はすごくいい状態で、少し繊細な部分があると言ってました。私としてはすごくリズム良く、気分よく走っていたので状態はいいのだろうと思っています。

中京コースは初めてになりますが、この馬はいろんな競馬場に行っていますし、心配していません。現状では左回りの方がいいので、条件は合っているのかなと思います。レースについては流れ次第ですが、枠順が決まってから作戦を考えてみたいです。多少揉まれ弱いところがありますが、左回りならどんな競馬でも出来ると思っています。相手の出方を見ながら競馬が出来るかなと思っています。

4年前はサウンドトゥルーで勝たせてもらいましたが、今度はその弟で挑戦できるというのは恵まれていると考えています。正直今回は強いメンバーですが、この馬の調子を上げて出走させたいと思います」

(取材：小林雅巳)

ラジオNIKKEI