5日に中山競馬場で行われる
ステイヤーズS(3歳上・GII・芝3600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが7番。3回で2番、3番、8番、9番、11番、12番が続き、2回が1番、4番、13番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-0-1-8 複勝率27.3% 複勝回収率64%
2枠 0-2-1-12 複勝率20.0% 複勝回収率44%
3枠 1-0-1-14 複勝率12.5% 複勝回収率16%
4枠 1-1-3-14 複勝率26.3% 複勝回収率118%
5枠 2-2-1-14 複勝率26.3% 複勝回収率56%
6枠 0-1-1-17 複勝率10.5% 複勝回収率20%
7枠 1-3-2-14 複勝率30.0% 複勝回収率87%
8枠 3-1-0-16 複勝率20.0% 複勝回収率58%
【前走着差+1.0秒以上】
1枠 0-0-0-6 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2枠 0-0-0-7 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 0-0-1-10 複勝率9.1% 複勝回収率14%
4枠 0-0-1-9 複勝率10.0% 複勝回収率39%
5枠 2-0-0-10 複勝率16.7% 複勝回収率40%
6枠 0-0-0-12 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7枠 0-1-2-9 複勝率25.0% 複勝回収率104%
8枠 2-0-0-11 複勝率15.4% 複勝回収率61%
さまざまな馬番から好走例が見られるように、枠順による極端な有利不利は無きに等しい。ちなみにデータ集計期間内に勝利例のない枠順は08年
エアジパング(2枠4番)、05年
デルタブルース(6枠6番)が直近の勝ち馬となる。
また、昨年は前走で勝ち馬から1.0秒以上の大敗を喫していた
モンドインテロ(8枠12番)と
アルバート(7枠11番)のワンツー決着となっていたが、同条件に該当する場合は外目の枠順ほど巻き返しやすい傾向が見受けられた。今年も前走大敗馬が少なくないだけに、どういった結果になるのか注目しておきたい。