netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
ステイヤーズSの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
橋口慎介厩舎×
岩田康誠騎手(
アルバート)】
「
橋口慎介厩舎×
岩田康誠騎手」の「直近5年」成績は8-10-6-34で、複勝率41.4%、複勝回収率113.6%。好走率も回収率も高い、馬券ファンにとっては心強い「ゴールデンコンビ」だ。17年
京王杯SC(
クラレント・11番人気2着)、20年かもめ島特別(
レッドフィオナ・11番人気1着)が代表的な激走例。
「直近1年」に絞ると3-5-1-11で複勝率45.0%、複勝回収率146.5%とさらに数字がアップする。まさに今が「旬」のゴールデンコンビだ。
岩田康誠騎手は
アルバートに前走の
京都大賞典で初めて騎乗。17着に敗れているが、1年近い休養明けの緒戦だったので止むを得ないだろう。実際に、
アルバートは昨年も休養明けの
京都大賞典16着から
ステイヤーズS2着と一変している。
ステイヤーズSが最大目標であることは想像に難くない。「ゴールデンコンビ」である
岩田康誠騎手が引き続き手綱を取るのは、陣営の意気込みの表れだろう。4度目の
ステイヤーズS制覇のシーンが見られそうだ。