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【ステイヤーズS コース解説】長距離、二度の坂超えという過酷な舞台

  • 2020年12月04日(金) 15時00分
 5日に行われるステイヤーズS(3歳上・GII)の舞台となる中山芝3600m。このコースについて解説していく。

 JRA平地で最長距離となるレース。

 中山競馬の1周距離は内回りが1667.1m、外回りが1839.7m。その特徴は全体の高低差で、5.3mは日本最大となる。また四大場でありながら、ゴール前直線が310mしかない点はしっかり頭に入れておきたい。

 芝3600mはスタンド前直線からスタートし、いきなり急坂を迎える。初角となる1コーナーまでは338m。そこから内回りコースを2周する。高低差5.3mのコースを2周するわけだから苛烈を極める舞台設定だ。過去5年の馬券圏内延べ15頭のうち、上がり35秒0を切っていたのは17年のアルバートのみ(34.9秒)で、残り14頭は35秒台以下という点からも、この舞台のタフさが窺える。

 ステイヤーズSは5回中山の開幕初日。5回中山は、全9日ともAコースを使用する。4回開催は前5日はBコース、後4日はCコースを使用していたため、夏場から温存されてきたAコースが開放される形だ。また4回開催は野芝のみで行われたが、5回開催は野芝に洋芝をオーバーシードした状態で施行される。4回開催は時計の出やすい野芝のみでの施行だった割には、時計を要していた。Aコース替わり、「野芝および洋芝とも順調に生育しており、全体的に良好な状態」(JRAホームページ)という芝の状態面が、時計にどのような影響を与えるか、しっかり注意を払いたい。

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