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名牝スイープトウショウが死亡、19歳 2005年宝塚記念などGI・3勝

  • 2020年12月07日(月) 05時59分
 2005年の宝塚記念などGI・3勝をあげたスイープトウショウ(牝19)が5日、腸捻転のため、けい養先のノーザンファームで死亡したことがわかった。

 スイープトウショウ父エンドスウィープ母タバサトウショウ、母の父ダンシングブレーヴという血統。

 JRA・栗東の渡辺栄厩舎の管理馬として2003年にデビュー。角田晃一騎手が騎乗して同年のファンタジーSを制するなど、4戦3勝の成績を残す。

 渡辺調教師の定年引退に伴い、鶴留明雄厩舎に転厩。以降はすべてのレースで池添謙一騎手が騎乗し、2004年の秋華賞、2005年の宝塚記念エリザベス女王杯など重賞5勝をあげた。

 通算成績は24戦8勝。獲得賞金は7億4482万4000円。2007年のエリザベス女王杯(3着)がラストランとなった。

 現役引退後は繁殖牝馬に。産駒のスイーズドリームス(牡6、父ディープインパクト)、スイープセレリタス(牝4、父ハーツクライ)がJRA4勝をあげ、現役オープン馬となっている。現1歳の牝駒(父キタサンブラック)が最後の産駒となった。

【ノーザンファーム早来 薦田英樹事務局長のコメント】
「亡くなる前日まで変わりなく、スワーヴリチャードの仔を受胎中でもあり、来年の出産に向けて元気に過ごしていたので、突然のことで驚いています。

 これだけの名馬なので、残念としか言いようがありません。デビュー前の仔たちもいますので、残された産駒たちに夢を託したいと思います」(JRAのホームページより)

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