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【東京2歳優駿牝馬予想】翌年のクラシック戦線を占う重要な一戦を制するのはどの馬!?

  • 2020年12月30日(水) 18時00分
 南関東競馬の1年を締めくくる重賞が12月31日(木)に大井競馬場で行われる東京2歳優駿牝馬

 2歳牝馬の頂点を決するレースで、2010年に優勝したクラーベセクレタは牡馬相手に羽田盃東京ダービーを戴冠するという偉業を達成した他、2014年ララベル、2015年モダンウーマンが翌年の桜花賞を勝利、2012年カイカヨソウ、2017年グラヴィオーラ東京プリンセス賞制していて翌年のクラシック戦線を占う意味でも重賞な一戦だ。

 舞台となるのは大井1600m。内回りコースを使用していて直線が286mと短いことから後方一手の馬は苦戦を強いられる傾向にある。過去10年でも10-9-9-9の位置取りでレースを進めた2013年ブルーセレブを除いて、優勝馬は4コーナー地点で4番手以内におり、逃げ&先行馬もしくは早めに動いていった馬が結果を残している。

 今年の2歳女王の座を狙うべく集った16頭の牝馬たち。

 まず注目したいのはホッカイドウ競馬から参戦のソロユニット。デビュー戦は2着に敗れたが、2戦目では余裕の手応えで勝利するとその後は5連勝中。前走のエーデルワイス賞では初のJRA勢との対戦でも、Hペースの中で好位からレースを進め4コーナーで外から先頭に立つとそこから差を広げての勝利で着差以上に強い勝ち方だった。今回は初コース、初距離に加えて初めての輸送競馬と初物尽くしにはなるが、能力の高さは折り紙付きで勝ち負け必至。

 ケラススヴィアはデビュー戦を圧勝すると、続く特別戦でも1番人気のロッティミニスターを3馬身差つけて下し勝ち時計も1:36.6と優秀。初めての重賞となったローレル賞では好位からレースを進めると、直線では前にいたセカイノホシとナジャを外から捕らえるとそこから2馬身突き放し無傷の3連勝で重賞Vを達成。過去10年でローレル賞の1着馬は【3・1・2・4】と好走が目立つことからも注目。

 そのローレル賞2着馬のセカイノホシはこれまで1000mを中心に使われていたが、マイルにも対応できていたし2度目の遠征という点もアドバンテージ。テンのスピードがあるので前々の競馬で残り目に期待したい。

 道営から移籍してきてこの舞台に挑むケープホーンはこれまで4戦して馬券圏内を外しておらず相手なりに走れるタイプ。レースは後方からだが、早めに動いていけるので内回りコースも問題ない。

 また名古屋で鋭い末脚を武器に3勝を挙げたベツセタイは、前走は移籍初戦でローレル賞7着に敗れたが今回は叩き2戦目で使った上積みが見込め脚の使いどころ次第では上位争い可能。

 これまでの実績からソロユニットケラススヴィアが中心になるとみているが、過去10年では6番人気以下からも6頭が台頭していて成長期の2歳馬だけに伏兵たちにもチャンスはありそうだ。

(文=豊岡加奈子)

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