12月13日(日)に阪神競馬場で行われる第72回阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)に出走予定のウインアグライア(牝2歳、美浦・和田雄二厩舎)について、和田雄二調教師のコメントは以下の通り。

(前走のアルテミスSを振り返ってください)
「切れ味で劣ったのかなという印象です。レースぶりは使うごとに上手になってきて、以前は怒りつけないと前に進んで行かないところがあったのですが、だいぶ自分から走る気が出てきています」

(一度使われて中間の様子はどうでしたか？)
「アルテミスSを使った後も厩舎で調整でき、じっくり馬体を戻しながら仕上げられたので、前走以上の状態に持って来ることができました」

(以前と比べて変わってきたところはありますか？)
「オンとオフの差がはっきりしてきたことですね。オフの時はリラックスできていますし、差がはっきりしていることがこの馬の強みです」

(今朝のウッドチップコースでの追い切りの狙いと手ごたえは？)
「時計うんぬんより、馬の気持ちを大事にして落ち着いて走れるように乗るよう伝えました。感触も良かったので、良い状態でレースへ出走できるのではないかと思います」

(今回は関西圏でのレースですが、輸送はどうでしょうか？)
「輸送も北海道など色々と経験してますから、問題なくクリアできると思っています」

(阪神芝1600mの舞台適性は？)
「初めての舞台になりますが、マイルでも勝っているので何とかこなしてくれるのではないかなと思っています」

(レースのイメージは現時点でありますか？)
「スタートは悪くないので良い位置で競馬ができるのではないかなと思っています」

(和田雄二厩舎にとってはGI初制覇がかかるわけですが)
「強いメンバーが揃っていますので、胸を借りるつもりで頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

(取材:小屋敷彰吾)

ラジオNIKKEI