netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
中日新聞杯の「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
松下武士厩舎×
岩田康誠騎手(
ショウナンバルディ)】
「
松下武士厩舎×
岩田康誠騎手」の「直近1年」成績は2-0-0-0。実はこれ、ともに今回騎乗予定の
ショウナンバルディでのものだ。テン乗りとなった20年4月4日の
明石特別を2番人気で勝利すると、3戦開いた20年10月3日の
関ケ原Sも5番人気で勝利。ともに乗り替わりで一発回答を出しており、馬との相性の良さを示すとともに、
松下武士調教師の騎手起用がズバッと決まっていることが分かる。
この2戦は、ともに仕掛け気味に好位をキープすると、ロスなく直線に向き、逃げ馬を交わす競馬。14戦中12戦で上がり4位以下と、切れる脚に欠ける同馬の弱点を補う騎乗ぶりだった。今回も逃げ馬の番手に収まることが可能そうなメンバー構成。
岩田康誠騎手なら、過去2勝を挙げた時と同じイメージで乗る可能性は高い。先行馬の活躍が目立つ今の中京芝の状態も加味すると、一発の魅力に溢れている。