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【ターコイズS 血統データ分析】キングカメハメハ、ダイワメジャー不在で混戦模様

  • 2020年12月17日(木) 12時05分
 19日に中山競馬場で行われるターコイズS(3歳上・牝・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、同時期にオープンのハンデ戦として施行された2010〜2014年もデータの集計対象とした。

 過去10年で最多となる5回の馬券絡みがキングカメハメハダイワメジャー。次点で3回のメイショウサムソンが続き、2回がアグネスタキオンハーツクライマンハッタンカフェアグネスデジタルゼンノロブロイとなっている。

 ディープインパクト産駒は「1-0-0-15」。昨年、コントラチェックが逃げ切り勝ちを収めていたが、産駒初出走となった15年から延べ16頭目の出走で待望の初勝利となった。ただし、一昨年には1〜3人気の支持を受けながら結果を残せなかっただけに、まだ半信半疑だろう。今年はインターミッションサンクテュエールスマイルカナランブリングアレーサトノダムゼル(抽選対象)の5頭が特別登録。

 ロードカナロア産駒は「0-0-0-1」。昨年のトロワゼトワル(4人気16着)が初めての出走例で、まだサンプル数も少なく、良し悪しをはかりづらい。なお、父系祖父キングカメハメハの産駒は好相性を示しており、直近では18年にリバティハイツが10人気2着と大駆けしている。今年はトロワゼトワルドナウデルタレッドレグナント(抽選対象)、イベリス(除外対象)の4頭が特別登録。

 初出走となるキズナ産駒からはクリスティマルターズディオサ(回避)の2頭が登録。同産駒は下級条件も含めたコース成績が「4-5-1-15」となっており、勝率・連対率・複勝率のすべてにおいて出走するメンバーの種牡馬のなかでは最高値を記録している。

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