19日に中山競馬場で行われる
ターコイズS(3歳上・牝・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、同時期にオープンのハンデ戦として施行された2010〜2014年もデータの集計対象とした。
過去10年で最多となる5回の馬券絡みが
キングカメハメハと
ダイワメジャー。次点で3回の
メイショウサムソンが続き、2回が
アグネスタキオン、
ハーツクライ、
マンハッタンカフェ、
アグネスデジタル、
ゼンノロブロイとなっている。
ディープインパクト産駒は「1-0-0-15」。昨年、
コントラチェックが逃げ切り勝ちを収めていたが、産駒初出走となった15年から延べ16頭目の出走で待望の初勝利となった。ただし、一昨年には1〜3人気の支持を受けながら結果を残せなかっただけに、まだ半信半疑だろう。今年は
インターミッション、
サンクテュエール、
スマイルカナ、
ランブリングアレー、
サトノダムゼル(抽選対象)の5頭が特別登録。
ロードカナロア産駒は「0-0-0-1」。昨年の
トロワゼトワル(4人気16着)が初めての出走例で、まだサンプル数も少なく、良し悪しをはかりづらい。なお、父系祖
父キングカメハメハの産駒は好相性を示しており、直近では18年に
リバティハイツが10人気2着と大駆けしている。今年は
トロワゼトワル、
ドナウデルタ、
レッドレグナント(抽選対象)、
イベリス(除外対象)の4頭が特別登録。
初出走となる
キズナ産駒からは
クリスティ、
マルターズディオサ(回避)の2頭が登録。同産駒は下級条件も含めたコース成績が「4-5-1-15」となっており、勝率・連対率・複勝率のすべてにおいて出走するメンバーの種牡馬のなかでは最高値を記録している。