netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
ターコイズステークスの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
友道康夫厩舎×
吉田隼人騎手(
ランブリングアレー)】
先週、「ゴールデンコンビ」として注目した「
須貝尚介厩舎×
吉田隼人騎手」の
ソダシが阪神JFを快勝。今週も同様のパターンで、「
友道康夫厩舎×
吉田隼人騎手」に期待したい。
先週の記事でも触れた通り、
吉田隼人騎手は2018年秋に栗東へと拠点を移している。そこから関係が深まったのが
須貝尚介厩舎であり、今回取り上げる
友道康夫厩舎である。
「
友道康夫厩舎×
吉田隼人騎手」コンビに「直近5年」と「直近1年」成績は以下の通り。
直近5年 10-2-2-16 複勝率46.7% 複勝回収率97.3%
直近1年 10-2-2-13 複勝率51.9% 複勝回収率108.1%
14回の馬券絡みは全て「直近1年」のもので、それ以前には3回騎乗して全て着外だった。「直近1年」での10勝は
武豊騎手と並んで1位タイ。完全に「勝負騎手」として位置付けられている。このコンビでの激走例といえば、20年8月の
クイーンS(
レッドアネモス・11番人気1着)が記憶に新しいところだが、直近でも11月29日の2歳未勝利戦でも素質馬
レイオブウォーターを勝利に導いている。
また、社台ファーム生産馬に限定すると5-1-0-4(複勝率60.0%、複勝回収率153%)と成績が跳ね上がっている。
吉田隼人騎手は
ランブリングアレーで2-1-0-0と
パーフェクト連対中。前走の
カシオペアSでも
小倉記念6着から巻き返し、2番人気で勝利している。好位から抜け出す安定感溢れるレース内容で、同馬のレースセンスの良さと
吉田隼人騎手の騎乗
スタイルがマッチしている印象だ。好相性の「社台ファーム生産馬」である点も心強い。