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【ホープフルS】美浦レポート オーソクレース

ラジオNIKKEI
  • 2020年12月23日(水) 18時35分
12月26日(土)に中山競馬場で行われる第37回ホープフルステークス(GI)に登録しているオーソクレース(牡2、美浦・久保田貴士厩舎)について、追い切り後の久保田貴士調教師のコメントは以下の通り。

(新馬戦を振り返って)
「新馬戦は輸送のない競馬場を選びたかったので、滞在競馬ができる札幌競馬場を選ばせてもらいました。まだまだ幼さが残る状態だったので、どのくらい走れるかなと半信半疑で使ってみました。終わってみれば強い内容で、完勝の内容だったと思います。良い勝ち方をしてくれたなと思いました」

(2戦目のアイビーSについて)
「2戦目ということもあり、今度は滞在競馬ではなくて、東京への輸送とか左回りや広いコース、いろいろ課題はありました。結果は見事に勝ってくれて、こちらがいろいろ心配していたことをクリアしてくれて、これも良かったと思います」

(前走後の調整について)
「前走後は疲れを取るために、一度天栄へ放牧に出しました。レースの約1カ月前に戻して、このレースに向けて調整しました」

(最終追い切りを振り返って)
「先週、3頭併せでしっかりと消化して、結構負荷をかけてやっています。今週はサラっと、馬の反応だけを見るような感じの追い切りをしてみました。

 先週よりも動きが素軽くなっていますし、気持ちも少しずつ乗ってきているので、良い動きだったと思います」

(今回のレースに向けて)
「ゲートはまだそんなに速く出るとは思っていないので、2000mなら1コーナーまで少し距離がありますし、前に馬を見ながらの競馬になるのかなと思っています。初コースですが、今まで2走も違うコースでしたし、特に心配ということはないですね。

 ゲートを出る身体能力は十分あるのですが、まだまだ子供なもので、隣の馬とかが気になって集中していない部分があります。これは使いながら覚えていくものだと思って、無理にゲートを強化しようということは今はやっていないですね。

 過去2戦も外を回るとか、逃げるという感じの競馬ではなかったので、少頭数なりに馬ごみの中で競馬をさせていただいています。前回の東京も狭い所を割って出てくる脚も見せてくれました。頭数はそんなに気にしていません。

 レース運びは乗り役さんに任せることになると思うので、最後に1着でゴールしてくれれば文句はないですね。

 この馬はまだまだ本気で走っているような感じがしないので、これだけの好メンバーを相手に、この馬が本気になった時の走りがどんなものか見てみたいという楽しみはあります。

 思い入れの強いマリアライトの子供で、こういう2歳の早い時期にGIの舞台に有力馬として立てることを大変嬉しく思っています。まだまだこれからの馬ですが、長く応援してもらえるように、ここでもしっかり結果を出してもらいたいと思っています。応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

ラジオNIKKEI

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