「阪神C・G2」(26日、阪神)
23日、栗東坂路を2頭の鹿毛が猛然と駆け上がってくる。特に目立ったのが、内に入った
インディチャンプだ。
ミッキーバディーラ(4歳2勝クラス)を先に行かせる形で始動し、2F過ぎから横にぴったりつけて気合を引き出す併せ馬。ラスト1Fで鞍上が追いだすと、グイグイ加速して1馬身先着した。
4F51秒5-37秒4-12秒6に、またがった生野助手は「良かったです。短期放牧から帰ってきて、前回と同じくらいの状態をキープしています。1400メートル?いいと思いますよ。前走の結果考えても今回はチャンス十分でしょう」と意欲的だ。
音無師も自信たっぷり。「距離?1800メートルにするくらいなら1400メートルの方がええわ。不安はない。終わりよければ全てよしやろ」。もどかしい結果が続いた2020年。気持ち良く勝って締めくくりたい。
提供:デイリースポーツ