26日に阪神競馬場で行われる
阪神カップ(3歳上・GII・芝1400m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが10番と13番。3回で2番、15番が続き、2回が3番、5番、6番、8番、14番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-1-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率49%
2枠 1-0-2-17 複勝率15.0% 複勝回収率153%
3枠 1-1-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率91%
4枠 1-0-2-16 複勝率15.8% 複勝回収率125%
5枠 1-2-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率83%
6枠 0-1-0-19 複勝率5.0% 複勝回収率19%
7枠 4-2-1-19 複勝率26.9% 複勝回収率93%
8枠 0-3-1-24 複勝率14.3% 複勝回収率50%
【前走初角通過4番手以内】
1〜4枠 4-0-2-21 複勝率22.2% 複勝回収率158%
5〜8枠 0-5-0-21 複勝率19.2% 複勝回収率93%
【前走初角通過5番手以下】
1〜4枠 1-2-4-44 複勝率13.7% 複勝回収率65%
5〜8枠 5-3-3-57 複勝率16.2% 複勝回収率51%
※19年3着
メイショウショウブは前走出走取消
たびたび伏兵の台頭が見られる傾向にあるものの、単勝7人気以下で勝利した13・14年
リアルインパクト、16年
シュウジ、18年
ダイアナヘイローの4頭は、いずれも1〜4枠に収まった先行馬という共通点を持つ。
枠順別成績に前走初角通過順を加味したところ、1〜4枠かつ前走初角通過4番手以内に該当する馬が好走率・回収率ともに優秀な数値を記録しており、この条件には昨年の勝ち馬
グランアレグリアも当てはまる。一方で、5〜8枠は末脚のしっかりしている馬が狙い目で、11・12年と2連覇を達成した
サンカルロは、その最たる例と言えるだろう。