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【ホープフルS コース解説】坂を2度上る、2歳馬には過酷なレイアウト

  • 2020年12月25日(金) 16時23分
 26日に中山競馬場で行われるホープフルステークス(2歳・牡牝・GI・芝2000m)の舞台となる中山芝2000m。このコースについて解説していく。

 なお、中山競馬場の芝コースは内回りと外回りがあるが、芝2000mは内回りを使用する。

 芝2000mはホームストレッチの右端からのスタート。すぐにゴール前直線から1〜2コーナー中間地点まで5.3mの坂を上る。初角までの距離は405mと長く、すぐに急坂を上る形になるため、前半のペースは落ち着きやすい。中山芝2000mは内回りを使用するため1〜2コーナーのカーブはきつめ。2コーナーから向正面にかけて大きく下り、下り切った後は3〜4コーナーまで比較的平坦が続く。ゴール前直線310mは四大場で最も短いが、高低差2.2mの上り坂が待ち受けている。スタート直後とゴール前、二度にわたって急坂を上ることになり、2歳馬にとっては非常にタフな舞台設定だ。

 ホープフルSは5回中山の7日目。5回中山は全8日ともAコースを使用する。5回中山は良好な馬場コンディションでスタートしたが、日曜10Rの南総S(3勝クラス・芝1200m)が1.09.5と時計を要していることからも、徐々に馬場が荒れてきていることが窺える。

 前述の通り、急坂を2回上るコースレイアウトに馬場損傷が加わることで、非常にタフなレースになることが予想される。実際、直近3年は全て上がり最速馬が勝利しているが、その数字は35.5、35.3、35.8。一瞬の切れ味よりも、末脚の持続力が求められそうだ。

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