21年のスタートダッシュを決めた。5日の中京1Rを制した
高倉稜騎手(29)=栗東・フリー=は、10R
万葉Sも7番人気の伏兵
ナムラドノヴァンでV。2勝を挙げ、幸先のいい幕開けとなった。「特に1Rはデビューからずっと乗せていただいている
テイエムマグマで勝てたのが何よりもうれしい。成長を間近に感じながらでしたから」と喜んだ。
実は当日の朝から吉兆があったという。「めざましテレビの“きょうの占い”で、乙女座(9月4日生まれ)が1位だったんです。重賞初勝利の
フラガラッハ(12年
中京記念)の時も1位だったんですよ」と笑顔。20代最後の年に「最低人気の馬でも7、8着に来られるように。人気よりも上の着順を目指したい。そして、ひとつでも多く勝ちたい」と目標を掲げる。
今週は日曜中山11Rの
エイコーンでオープン勝ちを狙う。「
ベテルギウスSを除外になったけど、その時に感じた物足りなさがないので、いい状態だと思う。勝ちに動くと甘くなるので、うまく脚をためて運びたい」と2週連続Vへ力を込めた。(デイリースポーツ・井上達也)
提供:デイリースポーツ