17日に中山競馬場で行われる
京成杯(3歳・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる5回の馬券絡みが
キングカメハメハ。次点で3回の
ハービンジャー、
ディープインパクト、
ステイゴールドが続き、2回が
バゴ、
アグネスタキオンとなっている。
キングカメハメハ産駒は「0-3-2-6」。16年
ケルフロイデ、18年
コズミックフォース、19年
ランフォザローゼスが2着に好走。データ集計期間外にも10年
アドマイヤテンクウがハナ差2着の惜敗を喫しており、初勝利が嘱望される。今年は
プラチナトレジャー、
ヴァイスメテオールの2頭が出走予定。
ハーツクライ産駒は「1-0-0-6」。雪の影響で1週間延期(再輸送)となった13年に
フェイムゲームが7人気の低評価を覆して勝利をつかんでいる。一方で、19年
カテドラル(5人気11着)、20年
ヒュッゲ(2人10着)と上位人気馬が大敗を喫している点は気になるところ。今年は
グラティアスが出走予定。
初出走となる
ロードカナロア産駒は
タイムトゥヘヴンが出走予定。下級条件を含めたコース成績は「7-3-4-29」勝率16.3%・複勝率32.6%となっており、重賞も
サートゥルナーリアが18年
ホープフルSおよび19年
皐月賞を制している。
新種牡馬
モーリスの産駒からは
タイソウと
テンバガーの2頭が特別登録。同産駒は「3-2-0-9」勝率21.4%・複勝率35.7%とコース実績で存在感を放ち、20年
葉牡丹賞では
ノースブリッジ(5人気1着)、
アドマイヤハレー(8人気4着)、
カランドゥーラ(1人気5着)と上位を賑わせた。