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日経新春杯・G2」(17日、中京)
軽快な脚さばきで好気配を伝えた。
菊花賞12着以来となる
サトノインプレッサは13日、栗東CWで坂井を背に単走。序盤は人馬のリズム重視でゆったりと運ぶと、直線は鞍上の追いだしに鋭く反応して、外ラチ沿いで気持ち良さそうに末脚を伸ばす。6F83秒8-38秒5-12秒1の時計が示す通り、ラストはシャープな動きを披露した。
矢作師は「先週ビッシリやって負荷をかけているし、けさは折り合いを重視してラストをサッというイメージ。落ち着きもあって、雰囲気はいいな」と納得の表情を浮かべる。「距離もこのくらいがいいと思う。重賞を勝っているし、ハンデ(56キロ)は仕方がない。歩様の悪い馬だったけど、良くなってきたからね」と反撃に期待を寄せた。重賞2勝目をつかみ、再進撃を開始する。
提供:デイリースポーツ