17日に中京競馬場で行われる
日経新春杯(4歳上・GII・芝2200m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝2200mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
【枠順別成績(2020年以降)】
1枠 3-1-2-16 複勝率27.3% 複勝回収率49%
2枠 1-0-1-20 複勝率9.1% 複勝回収率15%
3枠 2-1-3-16 複勝率27.3% 複勝回収率93%
4枠 1-2-0-19 複勝率13.6% 複勝回収率42%
5枠 1-3-2-17 複勝率26.1% 複勝回収率76%
6枠 3-2-2-18 複勝率28.0% 複勝回収率130%
7枠 1-3-2-26 複勝率18.8% 複勝回収率34%
8枠 3-3-3-26 複勝率25.7% 複勝回収率93%
満遍なく勝ち馬が出ており、枠順による差はあまり無さそう。ポケッ
トスタートで初角まで長いため、外枠の不利が軽減されているということだろう。ただ、この条件自体、頭数が落ち着くことが多いので、フルゲートに絞ったデータもチェックしてみたい。
【馬番別成績(2020年以降・フルゲート限定)】
1〜13番 3-3-4-42 複勝率19.2% 複勝回収率64%
14〜18番 1-1-0-17 複勝率10.5% 複勝回収率20%
さすがに頭数が揃うと、外枠の物理的なロスが大きくなり過ぎるのか、期待値は下がってくる(今年は16頭)。18番枠から2着した20年
神戸新聞杯の
ヴェルトライゼンデも差し有利の流れを控えて末脚に賭けてのもので、展開の後押しは欲しい。
1月9日〜11日の中京での芝戦は、1枠が複勝率42.9%、複勝回収率149%を記録する一方、8枠は複勝率8.3%、複勝回収率40%。内枠有利の傾向が見て取れた。今年は頭数が多くなっただけに、極端な外枠だと競馬が難しくなりそうだ。