スマートフォン版へ

【川崎記念注目馬情報】年明け最初の交流GIにオメガパフューム、ダノンファラオら新旧ダート猛者が集結!

  • 2021年01月21日(木) 18時30分
 1月27日(水)に年明け最初のJpnIとなる川崎記念川崎競馬場を舞台に行われる。

 毎年一流のダートホースたちが集結し、過去の優勝馬をみてもJBC3連覇を含むGI9勝したヴァーミリアン、地方代表として中央馬に挑みGI6勝を挙げ4度NRAグランプリ年度代表馬に輝いたフリオーソ、2016年の川崎記念を勝ってGI10勝という歴史的快挙を達成したホッコータルマエなどダート史に名を刻んだ名馬たちが名を連ねている。

 今年も豪華な顔ぶれが並んだ。

 昨年末に人気に応えて東京大賞典を勝利し史上初の3連覇となったオメガパフュームは、交流重賞では一度も連対を外しておらずその安定感は折り紙付き。2019年のJBCクラシックでは浦和コースで早めに動いていく競馬で2着を確保していて、同様に小回りかつ左回りの川崎コースも対応可能。

 ダノンファラオはクラシック戦線ではジャパンダートダービーを制し、古馬相手にも浦和記念を勝った。前走東京大賞典では2番人気に推されていつも通り好位からレースを進めるも直線伸びを欠き12着に敗れてしまったものの、今回は小回りでコーナーが6つあり先行馬が有利なコースで巻き返しに期待する。

 GI初挑戦となるロードブレスは、初めての重賞出走となった日本テレビ盃では4番手からレースを進めると直線で抜け出し2着のデルマルーヴルに2馬身差をつけて快勝した。続く浦和記念ではハナ差の2着に敗れたが、まだ底を見せておらず相手は一気に上がるここでも軽視はできない。

 デルマルーヴルは2歳時に全日本2歳優駿で2着に、昨年のこのレースでは3着になっているように川崎競馬場は相性が良いコース。前走の東京大賞典では8着と一息も差は勝ち馬からコンマ4秒しか離されておらず、実績のある舞台で虎視眈々と2019年の名古屋グランプリ以来のVを狙う。

 2011年のフリオーソを最後に地方所属馬のVはないが、2015年に船橋所属のサミットストーンが3着に、2020年に川崎所属のヒカリオーソが2着になるなど地方所属馬も侮れない。

 カジノフォンテン東京大賞典で9番人気の低評価を覆してクビ差の2着に粘った。以前よりも力を付けている印象があるし、距離も対応できるようになった今ならGIでも再度好勝負可能。

 最後に挙げたい1頭はミューチャリー。3歳時には羽田盃1着、東京ダービー2着、ジャパンダートダービー3着とクラシック戦線で活躍した馬で、古馬になってからはマイルグランプリで勝利。交流重賞で馬券には絡んでいないものの、前走の東京大賞典では直線で脚を伸ばし1馬身差まで詰め寄っていることから差しが決まる流れになれば台頭もある。

(文:「勝馬」記者・豊岡加奈子)

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す